内科・外科・内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ検査)専門 岐阜市 細野医院

便潜血が陽性(+)であったら(大腸がん検診)

細野医院,内視鏡,岐阜市,内科,外科

便潜血陽性!!どうすべきか

まず便潜血検査(FOBT= Faecal Occult Blood Test) とは?

 

●便の中に血液が混ざっていないかどうかを調べる検査。

 

●大腸がん検診として国の補助によりおこなわれている検査としても有名。

 

●昔は化学的方法(オルトトリジン法とグアヤック法の2つがある)。
 現在は免疫学的方法で行われるのが一般的。

 

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免疫学的便潜血検査の問題点

 

出血している病気しか陽性にならない。
特に大腸などの下部消化管で出血している病気で陽性となる。

 

 

問題点

 

★大腸がんでも出血していないと、陰性となり見逃される。

 

★逆に良性の痔でも出血していれば、陽性となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

便潜血検査が陽性な人はどうすればよいのか?

 

 

★直ちに悪い病気を心配する必要はありませんが、すみやかに精密検査をおこなうべきと考えます。

 

★厚生省においても精密検査 は、@全大腸内視鏡検査、AS状結腸内視鏡検査と注腸エックス線検査の併用 の 2 通りの方法が推奨としています。

 

つまり大腸カメラをしましょうということです。

 

便潜血検査にはどのような意図があるのか?

 

検診は基本、簡易的で経済的な検査で対象となる病気の死亡率を減らす目的で行われている。

 

よって究極を言えば便潜血検査は、大腸がんの死亡率を減らす目的で行われているのであって、大腸がんの患者さんをすべてを発見するために行われているのではない

 

◎便潜血陽性の多くは痔などの肛門疾患。
◎大腸がんでも全てが便潜血陽性にならない。(早期がんは出血が少なく、陽性率は進行がんに比べ低い)

 

 

大腸がんを発見する目的であれば、全員に大腸カメラを施行すればよいのである。

 

全員に大腸カメラを検診で推奨していない理由は?

 

@医療費などの経済面。
A大腸がんの多くは進行がんでも手術で根治が可能なことが多い。また早期の大腸がんは治癒率が高く、早期の大腸がんを発見しても、しないでも余命に関係しない。
=検診の目的である死亡率低下には寄与しない

 

よって便潜血検査は出血するほどの大腸がん(進行がんなど)がターゲットで出血のないがん(主に早期がん)はターゲトではないのである。

 

みなさんは何の為に便潜血検査をするのですか?

 

便に血が混ざっている事を知りたいのではない。がんがあるか知りたいのである。

 

そうしたらどうしたらいいのか?

 

便潜血検査ではなく大腸カメラをやるべき。

 

結論:便潜血検査は早期のうちに大腸がんを発見し手術でなく内視鏡で治療したいという個人レベルの希望をかなえるには不十分。
→早期でも進行大腸がんでもがんを発見したいなら大腸カメラを施行すればよいのである。

 

 

 

 

 

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