内服療法
@抗アレルギー薬の内服:抗ヒスタミン薬に代表される各種内服加療が可能です
Aステロイドの内服
点鼻、点眼療法
各種点鼻、点眼薬の加療が可能です。内服療法と併用すると効果が出やすい。
注射療法
@ヒスタグロビン
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんま疹、慢性湿疹、アトピー性 皮膚炎に有効です。有効率は、約 50〜70%と報告されています。
人免疫グロブリンに微量のヒスタミンを加えた配合剤です。アレルギー体質を改善して症状をなおす注射です。
成分である人免疫グロブリンは国内献血血液から製造されています。感染症のリスクを排除するため に、現在の最高水準の安全対策を行っています。本剤は昭和 42 年に国内で発売以来、感染症を起 こしたことはありません。
ヒスタグロビンの作用は @ アレルギー症状の“悪化・慢性化”を抑えます。 A ヒスタミンの放出を抑え、くしゃみ、鼻水、痒み、浮腫などのアレルギー症状を改善します。 B ヒスタミンに対する抵抗力を与えます
投与方法:
【アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんま疹、慢性湿疹の患者さんには】 1 回 1 バイアルを、成人は週 1〜2 回(小児は週 1 回)の間隔で、3 回又は 6 回皮下に注射します。
【気管支ぜんそくの患者さんには】 1 回 1 バイアルを、成人は週 1〜2 回(小児は週 1 回)の間隔で、6 回皮下に注射します。 ※ 効果が弱い時は、追加の注射をすることがあります。その場合、大人は増量も可能です。 効果が認められた後は、3〜4 ヶ月ごとに 1 回の注射を反復します。
Aノイロトロピン
花粉症によるくしゃみや鼻水、鼻の違和感、眼球のかゆみ、全身の皮膚のかゆみなどの主要症状に幅広い症状に効果があります。
皮膚のかゆみは、花粉症などのアレルギーによるものだけではなく、湿疹・蕁麻疹をはじめとする各種の皮膚疾患によるかゆみにも効果があるため、原因が判らない皮膚のかゆみにも使えます。
舌下免疫療法
減感作療法(舌下免疫療法)は当院では成人のみに限らせていただきます。
また舌下免疫療法は花粉が飛散する時期(12月初めから5月中)は開始できません。
来年の花粉症到来前に対策を!!