大腸カメラ検査
検査予約 | 必要 |
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検査時間帯 | 午前・午後 |
目的
大腸に生じる生じる病気(癌・ポリープ・粘膜下腫瘍・潰瘍・炎症など)の有無やその程度を診断するために行います。
検査時間
検査はおよそ10~30分で終わりますが、おなかの手術を受けたことがある方や腸の非常に長い方は時間のかかることもあります。
検査方法
肛門から挿入した内視鏡によって、小腸の一部から結腸、直腸にわたる、1.5m程度の大腸を観察する検査です。
検査前の注意事項
- 検査前日に下剤を服用される方
- 朝食および昼食は消化の良いものを摂ります。
- 夕食は午後7時までに固まりのない液体の食事を摂ります。(具のない味噌汁、スープなど)
- 食後1時間以上たって(指示された時間から)溶解した下剤を服用します。
2リットルを約2時間かけて(大体10分おきにコップ1杯ずつ)服用してください。
服用後は検査終了後まで水、お茶以外は摂らないでください。
- 検査当日に下剤を服用される方
- 朝食は摂らずに指示された時間に下剤を服用します。
- 2リットルを約2時間かけて(大体10分おきにコップ1杯ずつ)服用してください。服用後は検査終了後まで水、お茶以外は摂らないでください。
☆2リットル飲み終わる前に便の状態がよくなれば、全て飲まなくて結構です。
☆2リットル飲んでも便の状態が悪い場合は、水やお茶、スポーツドリンクなど飲んでいただく場合があります。
★飲んでいる途中で気分が悪い、吐き気がある、お腹が痛いなどの症状があれば当院へご連絡いただくか、看護師にお申し出下さい。
★飲めない場合は無理に飲まなくて結構です。
検査および検査後の注意事項
常用している薬がありましたら、医師や看護師に確認ください。
女性の方は口紅、マニキュアを落として来てください。
検査の時は外せる部分入れ歯、ピアス、指輪などを外してください。
検査後は、検査前の下剤により身体の水分が不足していますので、水分を多くとってください。
★帰宅後、お腹の異常を自覚されましたら、当院へご連絡ください。
以上の注意事項は病院にてわかりやすく説明いたしますので、ご心配無用です。
ポリープがみつかった場合、内視鏡で生検することが可能です。
また同日ポリープ切除を希望される場合は事前に申し出てください。
日帰りで対応可能なポリープ切除を行います。
入院が必要なポリープ切除の場合は、入院施設のある病院にご紹介いたします。
生検を行った場合、結果を次回外来にてお話しいたします。
胃カメラ検査、大腸カメラ検査を同時に受けることも可能です。
しかし、高齢の方などには負担がありますので、別々の日での検査をお勧めします。